11ダミー

借金100万は余裕?やばい?利息や月々返していくべき金額は?

100万円というのは、
一つの区切りの金額ですね。

10万台だと、それほど大金というイメー
ジはありませんが、100万の大台にのる
と、ちょっと纏まった金額というイメージが強いです。

では、100万円を借りるとなると、どうでしょうか?

返済は余裕でしょうか、それともやばい
と感じるでしょうか?

100万円借りた時の金利や月々の返済額を、
余裕と感じられるようにすることはできる
のでしょうか?

借入にも、銀行や消費者金融からの普通
の借り入れ、カードローンやキャッシン
グ、リボ払いなど、多数の方法があります。

今回は、その100万円の借金を余裕と感じ
るか、やばいと思うか、利息や月々の
返済額はどの位になるのかを、見ていきましょう。

借金100万は余裕?やばい?

借金100万を余裕と考える人、やばいと
思う人の違いは、その借金を
返せる人と返せない人の違いでもあります。

最初からきちんと返済額と利息を計算し、
ここまでなら大丈夫という見極めをして、
その上でお金を借りる人が返せる人です。

お金を返せない人は、お金にルーズでだ
らしなく、自分の現状でのリミットも頭
に入っていません。

最悪のパターンはほぼ決まっています。

ある所からお金を借り、その返済につま
ると他の所から借り入れて、返済に回します。

そこが行き詰まると、又別の所から借り
入れる、そんなやり方で無事完済などで
きるわけがありません。

この違いは大きいです。

返せる人と返せない人の見極めは、毎月
少しずつでも借金が減っているか、という点です。

僅かでも減っていればまず大丈夫、逆に
増えているか、利息分しか払えない場合は、赤信号です。

青信号にするには、毎月の返済は最低支
払い額より少し多めにすることと、新た
な借り入れはしないことが重要です。

この2つが守れれば、完済は余裕で可能です。

100万円の借金を余裕と感じられるように
するには、収入を増やすか、支出を減らす
か、又はその両方です。

普通は収入を増やすことより、
支出を減らす方がやりやすいでしょうね。

支出を抑えるには、こんな方法があります。

  1. 生活に差し障りのないものから節約する
  2. 給料日に直ちに返済をする
  3. 外食はやめる
  4. 不要なものは売り払う
  5. 実家に帰る

この中では、実家に帰るのは、実家が
近い人以外は困難でしょう。

不要なものは売り払うというのは、
要するに断捨離です。

日常の生活で絶対に必要なものというの
は、案外少ないものです。

但し、この不要品の整理は、一度行うと
もう一度売るということはできません。

一回限りの方法なのです。

もっとも効果的なのは、
給料日に直ちに返済をしてしまう方法です。

そうすれば、いやでも残りのお金で生活
しなければならず、自然と節約に繋がります。

しかも、返済が遅れて
ブラックリスト入りという恐れもありません。

一定の枠の中で生活する習慣をつければ、
自己管理能力も上がります。

お金にだらしなく金銭感覚ないことも、
これで克服できるかも知れませんよ。

もしそうなれば、それは後の人生にも
好影響を与えるでしょうね。

借金100万の利息と月々の返済額は?

借金100万の利息と月々の返済額は、
以下のようになります。

返済期間 1年  金利 15%

毎月返済額 90,258円

年間返済額 1,083,096円

総返済額 1,083,096円

利息月額 6924円

利息総額 83,096円

返済期間 3年  金利 15%

毎月返済額 34,665円

年間返済額 415,980円

総返済額 1,247,940円

利息月額 6887円

利息総額 247,940円

返済期間 5年  金利 15%

毎月返済額 23,789円

年間返済額 285,468円

総返済額 1,427,340円

利息月額 7122円

利息総額 427,340円

こうして見てみますと、100万円の借金を
返すのは、並大抵のことではないと痛感しますね。

特に1年で返済の場合は、月額が90,258円
にもなります。

これは普通の収入の人には、まず無理な金額
でしょうね。

少なくとも手取りの月収が50万円以上の
人でないと、返済は不可能でしょう。

無理のない返済額は、「年収の3分の1」
「手取りの2割」とだと言われています。

それで100万の1年返済では、月収50万
クラスでないと無理、ということになるのです。

もう少し長い返済期間なら、100万円の
借金は、年収300万円以上なら返済でき
るだろうということですね。

それ以下ですと、完済はまず困難でしょう。

そのため、「総量規制」と言う規制があります。

消費者金融がお金を貸す際には、
年収の3分の1以下迄
法律で定められているのです。

これが「総量規制」です。

尚、量規制には、対象にならないものもあります。

例を挙げますと、銀行のカードローンや
自動車ローンは、総量規制の対象にはなりません。

返済を考えた場合、特に重要なのは
毎月の返済額です。

勿論、利息を含めた総返済額も重要です
が、そもそも毎月の返済ができないよう
な額では、最初から話になりません。

消費者金融によって異なりますが、
毎月の返済金額は借入希望額の○%以上
という規定がある所が多いです。

この*%は、2%前後の所が多いのですが、
100万円の2.0%は2万円となります。

これが毎月の返済の最小額です。

ところがこの場合、返済回数は79回、
つまり6年半かかることになります。

この利息の総額が、579,052円という
膨大な額になります。

元金の半分以上の利息を、延々と払い続
けなければならないのです。

というわけで、無理のない返済には、
1月の返済額と返済期間のバランス
よく考えて、借り入れの設定をすべきでしょう。

リボ払いは危険?

クレジットカードのリボ払いも、借金の一種です。

リボ払いは、毎月いくら使っても
毎月の支払いが一定なので、
非常に便利ですね。

毎月数千円の返済額なら、あまり気に
しない人も多いでしょう。

リボ払いとは、
「毎月決まった金額を払い続ける
支払い方法」です。

それだけなら良いのですが、
「完済までの期間が決まっていない」
というのが、大問題なのです。

通常の分割払いは
支払い回数は固定、支払金額は変動
となります。

最初に支払い回数を決めて、その回数で
返済をするのです。

リボ払いは、
支払い回数は変動、支払金額は固定です。

支払金額は一定で、支払い回数は
負債がなくなるまでです。

リボ払いの怖い所は、新しく買い物をし
ても返済金額が変わらない、という点にあります。

そのため、便利だからとついつい利用し
てしまうと、毎月の返済額は変わらなく
ても、総返済額がふくれあがっていきます。

リボ払いの利息は、金利手数料と言いま
すが、この金利手数料は借金の残高に応
じて決まので、利用する金額が大きいほど増えていくのです。

その上、総返済額が把握しにくいので、
今いくら借りているのかを確認するこ
とも面倒です。

最初のリボ払いの時点では、毎月5000
円の返済でも(負債額によりますが)、
負債額は減っていくのが普通です。

しかし、次々にリボ払いを利用し続ける
と、総負債額と利息分がどんどん多くな
り、5000円の返済では足りなくなります。

そうなると、ちゃんと返済は続けていて
も、借金は減るどころか増えていってしまいます。

そしていつかはクレジットカードも使えなくなります。

というわけで、やはりリボ払いには怖い
一面があることは確かなようです。

安全にリボ払いを使うには、一回の返済
が終わるまでは、次のリボ払いはしない、
ということに尽きるようですね。

結び

借金100万が余裕かやばいかは、その人の
状態によりますので、一概には言えません。

しかし、借金100万の利息と月々の返済額は、
結構なものになります。

1年で返済する場合には、月々の返済額は
9万円以上になるのです。
5年で返済の場合は、月々の返済は23,789
円で済みますが、その代わり、利息の総額
42万円以上になります。

また、クレジットカードでのリボ払いは、
金利も高く、その上借金の総額が把握し
にくいというデメリットがあります。

なるべくなら、使わない方が無難かと思いますよ。