借金を抱えていると、年代を問わずどう
しても生活は苦しくなりますよね。
ましてそれが、アラサーという微妙な年
代だと、結婚など深刻で重大な問題もあ
りますし、尚更のことです。
特に女性のアラサー世代は、問題は
更に深刻になります。
そろそろ結婚しておかないと干物になってしまう･･･
という干物恐怖症もあります。
男性の場合は、年齢については女性より
干物化には余裕がありますが、それでも
あまり余裕はありません。
これはどうしても借金を返済しておかな
いと身動きがとれない。
そんな場合のどうやって返済するのか、
結婚は出来るのだろうかという、切実
で重要な問題を考えてみました！
アラサーでの借金はどうやって返済する？
どんな理由でアラサーでの借金をするの
かは、各人それぞれ異なります。
女性の場合は買い物依存症なども多いで
すし、婚活に力を入れすぎて借金まみれ
というケースもかなりあります。
また、男性の場合は奨学金の返済に追わ
れて借金という場合もあります。
しかし、男女を通じて最も多いのは、今
の収入だけでは生活が苦しい、というものでしょう。
どんな理由で借金をしたのかはともかく、
借りたお金は必ず返さなければなりません。
では、どうやって借金を返済するのか？
それが問題です。
まず、どうしたら無理なく借金を返済出
来るか、順序だてて考えましょう。
返済計画をたてる
借金の返済をするには、行き当りばった
り、成り行き任せでは必ず破綻します。
実際に返済するにあたっての、詳細な
返済計画をたてることが、絶対に必要です。
- 借金の現状を確認する
- 家計簿を作り、1ヶ月で可能な返済額を算出する
- 利息を計算する
- 返済計画書を作る
借金の現状を確認する
借金の返済は、まず借金の現状を確認す
ることから始まります。
その際は記憶に頼るだけではなく、実物
の借用書などの書類を、一つずつ確認していきます。
明細書や契約書などから、各借入先ごとに
借入残高、金利、月々の最小返済額、返済日
を確認しましょう。
この情報は、メモ書きに書いてもよいの
ですが、エクセルなどの表計算アプリに
入れておくと、後々の計算が楽になります。
この作業は非常に重要です。
始めの一歩というように、この借入状況
の確認が杜撰だと、返済計画そのものが
狂ってしまいます。
間違った返済計画など
幾ら作っても意味がありませんよね。
ですので、念には念を入れて確認しておきましょう。
家計簿を作り、1ヶ月で可能な返済額を算出する
まず、返済可能な金額を確認するために、
毎月の生活費を知る必要があります。
家計簿はメモ書きでもよいのですが、こ
れもエクセルなどの表計算アプリを使え
ば、1の毎月の返済額と連動して計算できて便利です。
食費、家賃、光熱費、公共料金などに分
類し、どれだけの返済金額なら可能かを割り出します。
収入から生活費の総計を引いた金額が、
返済可能金額となります。
生活費を節約すれば、それだけ返済可
能な金額が増えますので、できる限り
生活費を減らすことを心がけましょう。
利息を計算する
借りたお金には必ず利息がつきます。
闇金などは、年間の利息が元金の10倍以
上になりますが、普通の金融会社でも
20%程度は利息が付きます。
注 無論闇金の利息は、完全に違法です。
返済計画には、この利息分も加えなければなりません。
返済計画を作る
実際の返済計画は、複数の金融業者から
の借入がある場合は、業者ごとに分けて作成します。
返済金額は、各社の最小返済額を確認し、
それ下回らないようにします。
これもエクセルなどの表計算アプリを使
えば、素早くしかも正確に計算できます。
業者により、また返済方法によって返済
期間が異なるので、幾つかのパターンで
計算してみることをおすすめいたします。
最後に各社ごとのデータを一纏めにした
データも作っておけば、この先の状況も
一目でわかりますので便利ですね。
金融会社によっては、公式サイトにこの
シミュレーションプログラムがあること
もありますので、それで試して見るのもよいでしょう。
返済のためにするべきことは？
これで返済計画はできたのですが、実生
活の上でするべきことがあります。
それは
入るお金を増やし、出るお金を減らす
ということです。
入るお金が増え、出るお金が減れば、当
然生活が楽になりますし、浮いた分を返
済に回せば、返済期間が短くなります。
返済期間が短くなれば、
返すお金の総額も減ります！
入るお金を増やす方法ですが、アラサー
ともなると学生で親がかりという場合は
まずないでしょう。
したがって、昼間は本業に追われていま
すので、その他の時間にバイトをするこ
とになります。
つまりは
夜のお仕事がメインのバイトになりますね。
夜のお仕事はきらいという人は、在宅で
できる仕事を考える必要がありますが、
在宅でできる仕事は単価が安い場合が大半です。
入るお金を増やすには、発想を変えて
断捨離という手もあります。
いらないものを売り払うわけです。
但し、これには限度があり、一旦売って
しまえば、もう一度それを売るというわ
けにはいきません。
また、生活に必要なものを売ることもできません。
出るお金を減らすのは、節約以外にありません。
実際には、収入を増やすより、支出を抑
える方がやりやすく、又効果的です。
節約の方法には、
こんなものがあります。
- 生活に差し障りのないものから節約する
- 給料日に直ちに返済をする
- 外食はやめる
- 実家に帰る
生活に差し障りのないものから節約する
光熱費や家賃は節約しにくいですが、
飲み会や洋服などの不要な買い物は節約できます。
特に女性の場合は、借金は買い物依存症
に繋がっている場合が多いので、先に買
い物依存症を解決するべきでしょうね。
給料日に直ちに返済をする
借金の返済は給料日に直ちに行うべきです。
先に返済を済ませていれば、残りのお金
で生活しなければならず、使ってしまっ
て返済のお金が足りない、ということはなくなります。
限られたお金で生活する習慣をつければ、
自己管理能力も上がり、後々の人生にも
良い方向に働くでしょう。
外食はやめるのも、節約には有効です。
実家に帰るのは、これまで書いて来た
節約法の中では、最も効果が大きいのです。
光熱費や家賃を押さえるには、実家が近
い人は実家に帰れば、大幅に生活費が節
約できます。
生活費は3分の2程度に抑えられるからです。
ただし、この方法は実家が近くにある人に限られます。
アラサーで借金があると結婚はできない？
アラサーで借金があると結婚はできない
かというと、決してそんなことはありません。
ただし、結婚への敷居が高くなることは
あるでしょうね。
アラサーの女性の中には、
婚活の費用を借金でまかない、
婚活に励んでいる人もいるようですよ。
結婚相談所の登録料、エステ代、衣装代、
パーティーの参加料と次から次へとお金が消えて行くそうです。
女友達には、借金返済を終えてから婚活
すべきだと言われたとのことでした。
住宅や車のローンならまだしも、婚活の
ために借金しているような女性を
誰が好き好んで選ぶのかということです。
確かにもっともな意見です。
これは本末転倒のような気もしますが、
中々良い人は見つからないようでしたね。
男性にしても、一昔前は3高（高身長・
高収入・高学歴）が理想像でした。
しかし、最近の景気の悪化と共に、女性が求める
条件も変化しているようなのです。
株式会社パートナーエージェントの「結
婚相手に求める条件」に関する調査では、
3NO（暴力なし・借金なし・浮気なし）が理想像になっています。
アラサー世代の女性の理想像も、随分と
現実的なものに変わってきたのですね。
結び
アラサーでの借金はどうやって返済する
のか、それは
返済計画をたてることから始まります。
借金の現状を確認し、家計簿を作り、
1ヶ月で可能な返済額と利息を算出します。
同時に、入るお金を増やし、出るお金を抑えます。
生活に差し障りのないものは節約し、
給料日に直ちに返済をします、
これらのことが、しっかりとできる人な
ら、完済は疑い無しですね。
ただ、結婚となると、アラサーで借金が
あるとかなり条件は悪くなります。
借金をして婚活につぎ込む女性を選ぶ男
性は、あまり多くはないでしょうね。
