11ダミー

カードローンをまとめる方法やメリットデメリットは?

カードローンも一つだけなら管理も楽な
のですが、これが3つ4つとなりますと、
ついつい管理もルーズになりがちです。

ならば、
複数のローンを一つにまとめれば
いいんじゃないか?

と、誰しも思いますよね。

金融業者もその点は心得ていて、ちゃん
おまとめローンというものがあるのです。

その名の通り、複数のローンを一本化し
てまとめる、というものです。

しかも金利が安くなったりする場合もあり、
中々使えるローンなのですよ。

とはいえ、世の中メリットばかりでデメ
リットはない、などというものはありません。

おまとめローンにも落とし穴はあるのです。

今回はそのカードローンをまとめる方法や、
メリットデメリットを紹介して行きます。

カードローンをまとめる方法

おまとめローンとは、一口で言えば複数
あるローンを、一つにまとめたローン
いうことになります。

しかし、定義としては明確なものはないようです。

つまり、複数の借入を一つにまとめるも
のを、便宜上「おまとめローン」と呼ん
でいるだけなのでしょう。

そのため、おまとめローンといっても、
会社によって内容にはかなりの違いがあるようですね。

ですから、実際に借り入れる前に、個
別の内容をよく確認しておくことを
おすすめいたします。

単におまとめローンという場合は、
「おまとめ専用タイプ」がメインになります。

ローンとはいえ、現金が入ってくるわけではありません。

また、同一の金融業者のローンは、おま
とめの対象にはならない場合が大半です。

あくまでも、他社のローンを一つにまとめるものです。

また、おまとめローンと似たものに、
「借り換え専用ローン」があります。

借り換え専用ローンは、金利の高いロー
ンから金利の低いローンに借り換える
ローンです。

金融会社によっては、おまとめローンに
借り換え専用ローンという商品名をつけ
ているところもあります。

紛らわしいことですが、
事前の確認は絶対に必要ですね。

おまとめローンには銀行系と消費者金融
系がありますが、審査は銀行の方が大分
厳しいようです。

銀行系と消費者金融系の比較リストです、

  •    銀行系     消費者金融系
  • 金利 低い      高い
  • 審査 厳しい     銀行よりは易しい
  • 融資までの期間 3週間程度 最短2日
  • 総量規制 対象外   対象外
  • 返済期間 不定    5年~10年

金利は銀行系の方が安いのですが、その
分審査が厳しくなっています。

おまとめローンを使おうという人は、既
に幾つかのローンを抱えているので、消
費者金融を利用することも考えるべきでしょうね。

おまとめローンの手続きの実際

手続きは各金融機関によって異なります
が、ここではインターネットの場合を書きます。

1 申し込みページにアクセスし、申込書に記入する

金融会社の店舗や会社のホームページに
アクセスをし、申込書に必要事項を記入します。

主な必要事項はこのようなものです。

  • 申込者の個人情報(氏名/性別/生年月日/電話番号/年収等)
  • 申込者の自宅に関する情報(持ち家か賃貸か/居住年数/ローン返済額等)
  • 申込者の職場に関する情報(業種/勤務先住所/勤務先電話番号/勤続年数/配属等)
  • 借り入れに関する情報(借り入れ希望額/借り入れ目的/他社からの借り入れの情報等)

2 審査開始

申込書の情報に偽りがないかを確認します。

自宅や職場に確認の電話がかかってくることもあります。

銀行系の低金利の融資は、審査は厳しくなります。

銀行系は審査が厳しいことで有名で、
5社以上の借り入れがあると審査に通
りにくくなるようです。

年収が高い、固定電話がある、公務員或
いは大手企業に勤めているなどのケース
では、審査は通りやすいとされています。

3 契約をする

審査には銀行系では1~2週間程度、
消費者金融系では数日で終わります。

審査を通過すると契約書が送られてくる
ので、契約書に必要事項を記入の上、
返送します。

4 融資開始

契約書を返送後、しばらくして融資が始まります。

融資は通常指定した口座へ振り込まれます。

おまとめローンのメリットデメリットは?

おまとめローンは中々便利なものですが、
メリットやデメリットもあるようですね。

メリット

メリットとしては、

  1. 毎月の返済額が少なくなる
  2. 返済日を統一できる
  3. 金利を低く抑えられる

などがあります。

毎月の返済額が少なくなるのは、
おまとめローンでは、元の単独のローン
より返済期間を長くできる場合が多いからです。

返済期間が長くなれば、借入の総額が同
じでも、当然1ヶ月あたりの返済額は少なくなります。

返済日を統一できるのも
メリットの一つですね。

複数のローンで返済日がバラバラですと、
管理が大変です。

うっかり忘れてしまうと、返済遅延とい
うことになり、大変なことになります。

1つだけなら忘れることはまずないでしょう。

金利を低く抑えられる

おまとめローンでは、単独のローンに比
べて、金利は低めに設定されている場合
が多いです。

但し、これはケースによって異なり、あ
まり変わらない場合もあります。

デメリット

  1. 返済総額が増える場合もある
  2. 審査が厳しい
  3. 借金が減ったと勘違いしやすい

返済総額が増える場合もある

おまとめローンでは、返済期間が長くす
れば、借入の総額が同じでも、1ヶ月あ
たりの返済額は少なくなります。

しかし、毎月の返済額を少なくすると、
返済期間が長くなります。

返済期間が長くなれば、支払う利息も増
えて、返済総額が増える場合もあるのです。

したがって、返済期間と返済金額のバラ
ンスを、よく考える必要があります。

審査が厳しい

概して単独のローンよりおまとめロー
ンの方が、審査は厳しい傾向にあるようです。

借入件数が多過ぎたり、遅延や滞納が
あったりした人は、さらに審査は通りにくいようですね。

審査に落ちる人の特徴は、このようなものが多いのです。

  1. 審査で嘘をつく
  2. 勤務年数が短すぎる
  3. 過去の信用情報でトラブルがある
  4. 短期間に何度も審査を申し込んでいる

審査で嘘をつくのは厳禁です。

自分の年収を高く言ったり、勤務年数を
長くしたり、現在の借入金額を安く言っ
たりしても、すぐばれます。

CICやJICCなどの信用情報機関で調べれば、
そのあたりは一目瞭然だからです。

勤務年数が短すぎる時も審査に通りにくくなります。

ですので、転職を考えている場合は、
転職の前にローンを申請すべきでしょう。

過去の信用情報でトラブルがあるのは、
いわゆる「金融ブラック」状態です。

これは当然審査は通らない場合が多いですね。

短期間に何度も審査を申し込んでいるのは、
「申し込みブラック」ですね。

これも審査を通るのはきびしいでしょう。

借金が減ったと勘違いしやすい

これは、月々の返済額が減ると、「借金
が少なくなった」という勘違いしやすくなります。

おまとめローンでも、借金そのものは
全く減ってはいないのです。

それを忘れず、気を緩めて散財しないよ
うに、気をつけましょう。

結び

おまとめローンとは、複数あるローンを、
一つにまとめたローン
ことを言います。

しかし、定義としては特に明確なものは
なく、そのためおまとめローンといって
も、会社によって内容にはかなりの違いがあるようです。

また、銀行系と消費者金融系では、銀行
系は金利は安いが審査が厳しく、消費者
金融系は審査は通りやすいが金利は高い、という傾向があります。

おまとめローンのメリットとしては、毎
月の返済額が少なくなる、返済日を統一
できる、金利を低く抑えられるなどがあります。

逆に出メリットとして、返済総額が増え
る場合もある、審査が厳しい、借金が
減ったと勘違いしやすいなどが考えられます。