借金

買い物依存症で借金してしまった人が今すぐするべき事は?

買い物依存症という奇妙な状態があります。

症となっていますが、これは必ずしも
病気とは限りません。

むしろ、嗜癖(異常に好む)という性癖、
あるいは自分ではやめようとしてもやめ
られない、行動の一種でしょうか。

それはともかく、この買い物依存症の状
態になると、ほとんど同じものや不要な
ものを連続して買い込むようになります。

お金に余裕がある時はまだよいのですが、
買い物依存症が続くと、次第に
お金にも窮してきます。

そうなっても買い物がやめられないのが、
この買い物依存症の怖い所です。

やがては借金をしても買い物を続けるよ
うになってしまいます。

行き着く先は・・・

書くまでもありませんね。

今回はこの買い物依存症を克服するため
に、今すぐにでもやるべきことを書いてみました。

買い物依存症を克服するためにするべき事は?

買い物依存症をやめられなければ、
その先に待っているのは破滅のみです。

借金の末の債務不履行、既婚者ならば離
婚、最後は吊るか飛ぶかということになります。

その最悪のシナリオを実行しなくて済む
ように、なんとしても買い物依存症を
克服しなければならないのです。

買い物依存症を止めるには

買い物依存症の人の行き着く先は、
悲惨の一言に尽きます。

どのように悲惨なのかは、後項で詳しく
書きますが、ここではそうならないため
の方法を紹介して行きます。

但し、それと共に
買い物以外のストレス発散
を並行して行わないと、効果はありません。

単に買い物を控えるだけでは、更にスト
レスが溜まってゆき、その反動で高額な
或いは大量の品物を買い込むということになってしまいます。

ストレス発散の方法は後項で詳しく書き
ますので、そちらをどうぞ。

  1. 消費者金融やキャッシングなどは絶対に使わない
  2. 財布の現金は最低限にしか持たず、クレジットカードは持ち歩かない
  3. 家の中にも余分なお金は置かない
  4. インターネット通販では現金決済にする
  5. 仕事が終わったら家に直行、早めに寝る

消費者金融やキャッシングなどは絶対に使わない

消費者金融やキャッシングを使うと、
買い物依存症を止めることは不可能です。

できれば、クレジットカード類は
全て解約するのが最良です。

緊急時のためにとって置く場合は、
簡単に使えないようなしまい方
をするべきでしょう。

例えば、鍵のかかる金庫に入れて、その
鍵は信頼出来る人(例えば夫)に預けて
おくなどです。

財布の現金は最低限にしか持たず、クレジットカードは持ち歩かない

現金は必要最小限、クレカも持っていれ
ば使ってしまうので、持ち歩きはしません。

お金がたりなくなった?

ならば食費を削ってください。

その位の覚悟がないと、買い物依存症の解消はできませんよ。

家の中にも余分なお金は置かない

家にも余分なお金は置かないようにしましょう。

買い物依存症の場合は、お金があれば
使ってしまいますが、そもそもお金が
なければ使いようがありません。

既婚者ならば夫に、独身者なら親や兄弟
にお金は預かって貰います。

勿論、非常に不便です。

その不便にしてお金を使わないように
するのが、目的なのです。

インターネット通販では現金決済にする

インターネット通販は、いながらにして
買い物ができ、しかも安いので非常に便利ですね。

その便利さが仇となり、ついつい余計な
ものまで買い込んでしまいます。

買い物依存症には大敵なのです。

インターネット通販を使う時には、
 現金払い(いわゆる代引)のみにします。

これならお金がなければ買えませんからね。

仕事が終わったら家に直行、早めに寝る

仕事帰りにちょっとデパートなどは厳禁です。

家に直行して寝てしまえば、お金も使い
ませんし、第一健康にも良いですよ。

たっぷり寝れば、脳も身体も休められるた
めに、ストレス解消にもなります。

買い物依存症とは

医学的には、買い物依存症は
精神疾患とはされていません。

買い物依存症りの定義としては、「不必
要、あるいは既に同様の物を持っている
のに、多数の物品を購入してしまうという症状」となります。

認知症の一種とも言えますが、老人より
むしろ若い人、特に女性に多いのが特徴です。

その原因は、主として色々なストレスにあるとされています。

ストレスを発散するために買い物に走るわけですね。

男性の場合は、ストレス発散の方法とし
ては、お酒をのんで騒いだり、競馬競輪
のギャンブルにはまるなどがあります。

女性の場合はその発散の対象が、
買い物になるのです。

自分の経済力を考えず、高価なブランド
品を多数購入し、カード破産やローン破
産に陥いるというケースが多数発生しているのです。

なお、単に買い物が好きということと、
買い物依存症は全く別なものです。

買い物好きの人は、目的のものを買うた
めには一生懸命お金を稼ぎ、それで購入するのです。

買い物依存症の場合は、買い物の場で欲
しいと思えば衝動的に買ってしまい、
それでストレス発散をしています。

予算とか今後の支払いはどうするのかな
どは、全く念頭に浮かばないのです。

ストレスは現代社会にはつきものですが、
それに加えてクレジットカードやキャッ
シングその他、気軽に買い物ができる環境も整っています。

しかも、インターネット上でワンクリッ
クで買い物ができてしまうという、
IT社会でもあります。

これらの要因が重なって、買い物依存症
が増えているのではないでしょうか。

なぜ買い物でストレスが解消されるのか

では、なぜ買い物でストレスが解消されるのでしょうか?

なぜか買い物をすると、ストレスが軽く
なるような気がする人は多いようですね。

まず、高額なものを手に入れることがで
きることへの優越感があります。

「あんなの高くて買えないわ」などとと
言われている品を入手するのは、
大きな優越感を味わえます。

お金を稼ぐには長い時間がかかりますが、
使うのは一瞬でできます。

その一瞬で得られる優越感は、
買い物依存症から脱出できない原因のひとつ
でしょう。

品物が自分のものなるということへの
多幸感もあります。

その品物が誰のものでもなく、
自分のものであるというのは、
その人に幸せであるという感覚をもたらします。

つまり、買うことが幸せに繋がるのです。

さらには、店員はお客に対して丁寧な
態度をとりますが、
買う品物が高価であれば尚更です。

それが、日頃対人関係に神経を使って
いる人には、ことさら嬉しいのは当然でしょうね。

ストレス発散の方法

買い物依存症の原因の一つは、
ストレスであると良く言われます。

原因がストレスだけとは限らないでしょ
うが、ストレスが大きな原因であることは間違いないでしょう。

では、そのストレスを買い物以外で発散
解消させれば、買い物依存症対策として
も効果がある筈です。

ストレス対策として、効果があるのはこのようなものです。

  • 十分な睡眠をとる
  • 入浴する(温泉なら尚良し)
  • カラオケなどで大きな声を出す
  • スポーツ(サッカー水泳その他なんでもよし)
  • アロマなどを使う

十分な睡眠をとるのは、
ストレス解消の第一歩です。

ぐっすり寝ただけで、精神状態はずいぶんと安定するものです。

入浴する(温泉なら尚良し)のも、
ストレス解消には非常に有効ですね。

カラオケなどで大きな声を出すのも、
憂さ晴らしの方法として古来から
使われています。

スポーツ(サッカー水泳その他なんでもよし)のは、
身体を使うことによって、頭をリフレッシュ
することになり、おすすめできます。

アロマなどを使うことは、
昔からペパーミントなどのアロマには、
精神を安定させる効果があることが知られています。

買い物依存症と借金がやめられない人の末路は?

買い物依存症と借金がやめられない人に
は、このようなの末路が待ち受けています。

まず、買い物をすれば当然お金を払わなければなりません。

お金を払えば当然お金は減っていきます。

資産数千億、あるいは数兆のビル・ゲイツ
やエリック・シュミットなら別ですが、
普通の人ならいつかは貯金も底をつきます。

貯金がなくなれば、買い物を続けるには、
残るのはお金を借りることしかありません。

普通の人はここで、気がつきます。

「これはヤバイ! こんなことを続けていれば破滅する!」

ここで立ち直れるなら問題はありません。

問題があるのは、立ち直れない人たちです。

既婚者なら離婚、未婚者なら彼氏は去っていきます。

そして最後には闇金に手を出します。

闇金は地獄からの使者です。

厳しい取り立てに身も心も疲れ果てゆき、
その行く手は自己破産・・・

でも自己破産で済むならまだ良い方です。

更に進むと二つの選択肢しか残らないようになります。

つまり、吊るか飛ぶかです・・・

そんな末路を選びたいですか?

結び

買い物依存症で借金してしまった人が、
今すぐするべき事は、このようなことです。

  • 消費者金融やキャッシングなどは絶対に使わない
  • 財布の現金は最低限にしか持たず、クレジットカードは持ち歩かない
  • 家の中にも余分なお金は置かない
  • インターネット通販では現金決済にする
  • 仕事が終わったら家に直行、早めに寝る

また、これだけではなく、買い物によっ
てストレスを発散しているのですから、
他の方法でストレスを発散させないと効果はあがりません。

十分な睡眠をとり、のんびりと入浴した
り、カラオケなどで大きな声を出すのも良いでしょう。

また、スポーツをしたり、アロマなどを
使うことも有効でしょうね。

ともあれ、買い物依存症はできるだけ
早く解消しないと身の破滅になります。