急にお金が必要になる時は、誰にでもあります。
そのお金の工面の方法ですが、キャッシ
ング、カードローン、それに普通の借金
など、色々とありますね。
これらには、金利や返済方法、信用情報
などの違いがあるのでしょうか？
あるとしたらどんな違いがあって、
どれが有利なのでしょうか？
これをスバリ一言で答えられる人は、
そう多くはないと思いますよ。
キャッシング、カードローン、普通の
借金など、それぞれに複雑難解な用語
や条件があり、よくわかりませんよね。
そこで今回は、キャッシング、カード
ローン、普通の借金などの違いや、
信用情報などを見ていきましょう。
キャッシングと借金との違い
それでは、まずキャッシングと普通の
借金の違いから見ていきましょう。
大抵の人は借金という言葉には抵抗感
がありますよね。
しかし、これがキャッシングとなると
あまり抵抗感は感じないのではないで
しょうか。
では、このキャッシングと借金の違い
とは、どんなものがあるかから見てみ
ましょう。
一言で言ってしまうと、
キャッシングは広義の借金の形態の一つ
です。
借金とは、要するにお金を借りることで、
親兄弟から借りる、銀行から借りる、消
費者金融から借りるなど、全て借金となります。
その銀行、カード会社、消費者金融など
からお金を借りること
キャッシングと言われているわけです。
信用を現金化するというような意味なのでしょうか。
ですから、キャッシングはイコール借金
となり、その違いは形態だけです。
、
キャッシングでは、
無担保で金融機関からお金を借りる
ことができます。
また、クレジットカードにもキャッシングの機能があります。
キャッシングには、カードローン（銀行
や消費者金融）とクレジットカードの
キャッシング機能の2種類があります。
それぞれ金利やサービス内容が若干違い
ますが、使い勝手などはほぼ同じです。
カードローンとキャッシング
カードローンとキャッシングは、非常に
紛らわしいのですが、
事実上同じと考えて良いでしょう。
したがって、混用したり混同したりしても、
大きな間違いはありません。
とはいえ、僅かではありますが、
違いはあることはあります。
銀行や消費者金融から無担保でお金を借
りる際には、カードによる借入となります。
これがカードローンですが、通常はこの
カードローンのことを「キャッシング」
と言うことが多いのです。
一方、クレジットカードには、お金を借
りるための機能があり、それを使ってお
金を借りる場合も「キャッシング」と言うのです。
これは本当に紛らわしいですね。
それではカードローンとクレジットカー
ドでのキャッシングの違いを見てみましょう。
その違いは3つあります。
- 金利
- 審査
- 返済
金利は、返済の方法（分割か一括か）によっても
異なりますので、一概には言えませんが、
カードローンの方がやや安くなっています。
。
審査は、
クレジットカードのキャッシングではありません。
即時その場で現金を引き出すことが可能です。
しかし、カードローンでは簡単ではありま
すが、審査があります。
「申込－審査－借入」というステップに
なりますが、これは殆どの場合、1時間
程度で済みます。
返済の自由度は、
カードローンの方が大きいですね。
クレジットカードでのキャッシングは、
口座引落しがメインです。
カードによって異なりますが、
一括と分割を選択できるカードもあります。
クレジットカードのもう一つの利点は、
海外でも利用できる
カードが多く、海外旅行の時などは重宝します。
また、クレジットカードのキャッシング
を海外で利用すると、両替所より得な場
合も多いようですね。
カードローンでは、返済はATMによる振り
込みが主で、手間の点ではクレカに劣ります。
その代わり、返済期間や返済回数などは
自由度が大きく、金利が安いこととあい
まって使いやすいです。
ということなのですが、カードローンと
クレジットカードのキャッシングとの相
違点は、審査があるかないか位です。
事実上同じものと考えても間違いはありません。
信用情報はどうなる？
キャッシング（広義・以下同じ）を使
うと、信用情報に傷がつくということは、
全くありません。
信用情報に傷がついて、新しいカードロー
ンやクレジットカードの審査に通りにくく
なるなどということはないのです。
考えてみてください。
銀行や消費者金融にしても、クレジット
カード会社にしても、
お金を貸して利益を得ているのです。
わざわざその利益を投げ捨てるようなこ
とをするでしょうか？
借りたお金をちゃんと返済していれば、
返済能力と意志があるという実績でプラス
になります。
勿論、返済が滞ったり返済出来なかった
りすれば、話は別です。
そのような人を避けるために、カード
ローンの審査があるわけです。
それが与信と言われるものです。
その審査では、個人信用情報のチェックが行われます。
そのデータを保管している機関が、CICやJICC、
全国銀行個人信用情報センターなどなのです。
債務者の借入金の総金額や収入から計算
される返済能力に関する情報が
「信用情報」です。
また、総量規制の実施のために、特に必
要となる情報を個人信用情報となります。
これに記載されている内容は、氏名など
の本人確認情報と、貸付に関する情報です。
この個人信用情報に、
- 債務整理
- 代位弁済
- 重度遅延
- 強制退会
などのデータがあると、いわゆる
「信用に傷がついている」状態になります。
債務整理とは、
自己破産、任意整理、個人再生
などが該当します。
代位弁済とは、返済不能になり、
保証会社に立て替えてもらうことです。
重度遅延は、長期の返済遅延
があった場合です。
強制退会は、業者や銀行の規約に違反し
て退会になるなどがこれにあたります。
このような場合は、新たな借り入れや
キャッシングは、まず難しいでしょうね。
結び
一言で言うと、
キャッシングは広義の借金の形態の一つ
です。
借金とは、要するにお金を借りることで、
親兄弟から借りる、銀行から借りる、消
費者金融から借りるなど、全て借金となります。
その銀行、カード会社、消費者金融など
からお金を借りること
キャッシングと言われているわけです。
なので、キャッシングはイコール借金
であり、その違いは形態だけです。
カードローンとキャッシングは、事実
上同じものと見てよいでしょう。
銀行や消費者金融から無担保でお金を借
りる際には、カードによる借入となります。
これがカードローンです。
クレジットカードには、支払い以外にも
お金を借りるための機能があります。
それもまた「キャッシング」と言うのです。
これまた紛らわしいですね。
個人信用情報には、債務整理、代位弁済、
重度遅延、強制退会などのデータがあります。
これらのデータがあると、いわゆる
「信用に傷がついている」
状態になるのです。
このような場合は、新たな借り入れや
キャッシングは、諦めた方がよいでしょうね。
